ドリームヒルヒルトムラウシでの研修その5~士幌高校エゾ鹿講習会~
こんにちは!北海道を拠点にエゾ鹿の利活用、6次化を推進しているQ太郎です!
このブログではエゾ鹿の生態や豆知識、エゾ鹿牧場の様子、エゾ鹿牧場で働くスタッフの成長、ハンターについて、エゾ鹿を利活用した食品・製品開発など、エゾ鹿に関するあらゆる情報をご紹介していきます。
今回はトムラウシ研修最終回ね!
そう!最終回は士幌高校での講演会内容を紹介するよ☆
農業王国帯広で学ぶ農業・食品加工 士幌高校
士幌高校は北海道河東郡士幌町にある公立の高等学校です。帯広市から車で約45分程北の位置にあります。
農業クラブ活動を重視した体系的農業教育を推進している高校で70年以上の歴史があります。
私も少し調べてみたけど、アグリビジネス科(農業)やフードシステム科(食品加工)など、
とっても現代風なネーミングなのね☆
僕も研修で少しずつ食肉や加工などを学ぶ中で
同じ同志がいることは嬉しかったよ!
今回はフードシステム科の生徒さん達に、ドリームヒル・トムラウシの高倉さんが主体となって
エゾ鹿の生態や有効活用、鹿革を使ったワークショップなどを行ったよ!
十勝振興協、農林担当課の職員の方がエゾ鹿の生態や被害状況について一通り説明。
真剣に聞き入るフードシステム科の生徒さんたち。
その後ドリームヒル・トムラウシ所長の高倉さんによる講義の様子。
エゾ鹿の有効活用や『生き物の命』、『共生』について真剣に語る高倉さん。
エゾ鹿は農業被害や森林被害などから有害駆除の対象として指定されていますが、元をたどれば人間がオオカミを絶滅させたことから始まっています。エゾオオカミはエゾ鹿の勇逸の天敵でした。エゾオオカミが絶滅したことによってエゾ鹿は急激に個体数を増やし、現在は推定60万頭以上となっています。はたしてエゾ鹿は本当に有害なんでしょうか?現在は頭数制限というカタチで人の手によってエゾ鹿は一定数に保たれています。だからこそ、その有効活用までしっかりと責任を取っていかなければいけないと強く語る高倉さん。
とても考えさせられる内容ね。高倉さんは共に生きることを主張しているのね
講義のあとの休憩時間。
エゾ鹿の革や角を有効活用して製作したクラフト品。全て高倉さんの手作りです。
作品はこちらからもご覧になれます。↓
http://www.tomuraushi.jp/pg688636.html
休憩のあとは工作ワークショップ。
エゾ鹿の革の特徴(伸縮性があり、通気性がいい、軽くて丈夫)を活かしたキーホルダーを制作しました。
感想
日々、農業や食品加工を学び、その中でエゾ鹿を有効に活用できないかと生徒が自発的に考える姿にQ太郎はとても感心しました。次回の授業では鹿肉を使った料理を作るそうで、少しでも今回の授業が役に立てばうれしい限りです。
また、今回の講義をQ太郎も改めて自分事として聴くことができて、いつか自分も公演できる日がくればいいなと思いました。
Q太郎君!トムラウシでの3か月間の研修、本当にお疲れ様☆
次回は何かあるの?
次回は北海道千歳市にあるSHIZUKAというペットショップでの研修内容を
紹介するよ☆
ペットショップ!?
★肉や鹿の骨は、犬や猫にとってとても栄養価の高いペットフードになるんだ!
全然知らなかったわ!!
次回も宜しくね☆
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